白井市「公共施設再生可能エネルギー設備導入事業(PPA事業)」の実施事業者に選定

TNクロス株式会社

 TNクロス株式会社(以下、当社)は、京葉瓦斯株式会社(以下、京葉ガス)と共同で、白井市「公共施設再生可能エネルギー設備導入事業(PPA事業)※1」(以下、本事業)の実施事業者に選定されました。

1.背景

 白井市は、2022年2月に「ゼロカーボンシティ宣言※2」を表明し、2050年の二酸化炭素排出量実質ゼロ実現に向けた取り組みのひとつとして、公共施設への太陽光発電設備及び蓄電池設備等の導入により、公共施設における平時の温室効果ガス排出を抑制すると同時に、災害時のエネルギーを確保するため、設備設置施設への再生可能エネルギー由来電力の供給、運転管理及び維持管理を行うことを目的に、2022年12月に公募型プロポーザル方式にて事業者を募集しました。
 当社は、東京電力グループとNTTグループのケイパビリティを活用しながら自治体のエネルギー地産地消・再エネ導入促進およびレジリエンス強化のニーズに応える取り組みを行っており、また、京葉ガスは、地域に根差したエネルギー事業の促進に日々尽力しております。その一環として、本事業への更なる貢献を志向し、当社と京葉ガス共同で実施事業者として応募、2023年3月に受託候補者に選定され、2023年6月16日に協定を締結し、実施事業者に選定されました。

2.本事業の概要

(1)事業名

 公共施設再生可能エネルギー設備導入事業(PPA事業)

(2)事業内容

 白井市役所本庁舎・東庁舎、白井市保健福祉センターに対し、太陽光発電設備、蓄電池及び附帯設備を導入し、事業実施期間において運転・維持管理を行うことによる平常時の温室効果ガスの排出抑制と災害時のエネルギー確保等での非常用電源活用の同時実現

(3)事業期間

 設備導入は2023年度、運転期間は運転開始日から20年間を予定

3.今後の予定

 2023年度末までに設備の設置を完了し、2024年度よりサービス運用を開始する予定です。
 本事業で設置した各設備を活用したスマートエネルギーソリューションを白井市に提案、展開していくことを想定しており、地域のエネルギー地産地消促進とレジリエンス強化を住民・行政・企業が相互に連携・協力し合いながら取り組んでいく「未来型地域防災モデル」への第一歩になるものと考えております。今後、白井市との取り組みを進めつつ、他の自治体に対しても展開・貢献していきたいと考えております。

● 本件に関するお問い合わせ先

TNクロス

Tel:03-6259-1686

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