市川市「公共施設における太陽光発電設備等の設置事業」の実施事業者に選定されました

TNクロス株式会社

 TNクロス株式会社(以下、当社)は、京葉瓦斯株式会社(以下、京葉ガス)と共同で、市川市「公共施設への再生可能エネルギー等導入事業(PPA事業)※」(以下、本事業)の実施事業者に選定されました。

1.背景

 市川市は、2050 年までに二酸化炭素排出量実質ゼロを目指す「カーボンニュートラルシティ」を、2022年2月に表明しております。同市は、公共施設に太陽光発電設備等を導入し、再生可能エネルギーを最大限地産地消することで、平常時には温室効果ガスの排出を抑制し、停電等の非常時には、避難所等での非常用電源として活用することを目的に、昨年11月に本事業をプロポーザル方式により公募しました。
 当社は、東京電力グループとNTTグループのケイパビリティを活用しながら自治体のエネルギー地産地消・再エネ導入促進およびレジリエンス強化のニーズに応える取り組みを行っており、また、京葉ガスは、地域に根差したエネルギー事業の促進に日々尽力しております。その一環として、本事業への更なる貢献を志向し、当社と京葉ガス共同で実施事業者として応募、2023年2月に受託候補者に選定され、2023年3月31日に協定を締結し、実施事業者に選定されました。

2.本事業の概要

(1)事業名

 公共施設への再生可能エネルギー等導入事業(PPA事業)

(2)事業内容

 市川市内の公共施設に対し、太陽光発電設備、蓄電池及び附帯設備を導入し、事業実施期間において運転・維持管理を行うことによる平常時の温室効果ガスの排出を抑制と停電等の非常時の避難所等での非常用電源活用の同時実現

(3)事業期間

 導入は2023年度から2025年度までの3カ年、運転は運転開始日から20年間を予定

3.今後の予定

 2025年度末までに各設備の設置を完了し、2024年度より順次サービス運用を開始する予定です。
 本事業で設置した各設備を活用したスマートエネルギーソリューションを市川市に提案、展開していくことを想定しており、地域のエネルギー地産地消促進とレジリエンス強化を住民・行政・企業が相互に連携・協力し合いながら取り組んでいく「未来型地域防災モデル」への第一歩になるものと考えております。今後、市川市との取り組みを進めつつ、他の自治体に対しても展開・貢献していきたいと考えております。

● 本件に関するお問い合わせ先

TNクロス

Tel:03-6259-1686

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